主婦まっしぐら

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博報堂の知財【おざわせんせい】の名言集から旦那に贈る言葉

   

2290125
ネットで「おざわせんせい」という本が売れているという記事を見た。なんでも広告代理店、博報堂の伝説の人らしく、その語録が面白いということで、元は社内広報用に自費出版されていたもの。それを見た集英社の方が「一般の人が読んでも絶対面白い!」ということで、書籍化されたもの。

ちなみに、私の旦那さんも広告代理店の端くれなので聞いてみた。「博報堂のおざわ先生って知ってる?」と。「知ってる。NASAまで聞きに行け!とか言う人やろ?」と言ってたので、やっぱり有名人のよう。

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目次
本【おざわせんせい】の目次
本の読みどころ
広告代理店で働く旦那さんに贈る言葉
仕事=戦場だと思っていた私が共感した言葉
目から鱗の好きな言葉
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本【おざわせんせい】の目次

-はじめに
-この本を手に取ったあなたに
-その一 仕事をするヒマがあったら仕事しろ。
-その二 ここは戦場、お前は兵隊。
-その三 根っこから考えろ!
-その四 俺が小沢だ。俺が決める。
-その五 おざわせんせい、かく語りき。
-おわりに
 

本の読みどころ

201410141
この本では、右側におざわ先生の語録が記載されており、左側のページに、その言葉をもらっ社員さんからの解説が入っている。
 

広告代理店で働く旦那さんに贈る言葉

面白かったので旦那さんに勧めてみようかと思ったけど、この本を読む時間はなさそうなので、代わりに読んで旦那さんに伝えてあげようと思った言葉を抜粋。

「もうできません」って言ってるやつは、まだまだ平気だよ。
だいたい「もうできません」って言ってる段階では、まだ半分体力が残っているものらしい。(P36、37)

似たような話を最近聞いた。先日、旦那さんも会社で上司との面談があったそう。そこでのやりとり。
上司「おまえ最近大丈夫か?めっちゃ働いてないか?」
旦那「まぁ、時々自分でも大丈夫かな?って思いますけど笑」
上司「そう言えば、新しい○○っていう仕事があるんやけど、興味あるか?」
旦那「そうっすね。やりたいっす。でも、今の仕事より増えたらまじで死ぬかもです笑」
上司「そうか、わかった。じゃぁ、新しい方も頑張ろう!!!!」
旦那「……。(……”も”?!?!?!)」

はい、社畜決定ー!!!広告代理店は、「もうできません」って言ってるやつは、まだまだ平気な業界です。

仕事を減らそうと思ったら、周りが本気で気の毒に思うまで仕事を増やすしかない。
「おまえ忙しそうだな」というフリが来たから、「そうですね、なんとかなりませんかね?」と尋ねたところ戻ってきた答え。(P46、47)

旦那さんも最近先輩から「そろそろ倒れた方がええで」と言われたそう。その真意は、倒れなければ仕事が減らないから…だそう。

あとは旦那さんに持っておいて欲しい心構え、3つ。

俺が社長にプレゼンして恥ずかしくない提案を書いてこい。以上。
得意先の経営の、根幹の課題に対してソリューションを提案することが重要であるというメッセージを、この一言のオリエンから感じ取りました。(P150、151)

この週末に酒販店を見に行ってないやつは、この会議室から出て行け!
ある「生ビール」を担当しているときのオールスタッフミーティングンの冒頭で。この週末に、競合ビール会社が初めて「発泡酒」を新発売した。その店頭プロモーションを見に行ってないようなやつは、マーケであれ制作であれ、この商品を担当する資格はない!ということ。(P84、85)

調査しないと分からない、というマーケは、クビ。
自分はこう考えるという意思、仮説のない奴は存在価値がゼロ。ということだと思います。(P100、101)

仕事=戦場だと思っていた私が共感した言葉

前職で働いて時に、もう辞めるのが決まっていた時、会議で「私は、こう思って戦ってきた。」という発言をしたら、周りが「えっ……」という感じになり「別に戦うようなことじゃないんだけど…」という反応をされたことがある。
逆に「えっ……」と思って「じゃぁ、こう思って仕事をしてきましたでもなんでもイイんですけど…」と言葉を濁したことがある。でも、おざわ先生の本を読むと、やっぱり仕事は戦場なんだなと安心した。

一般人は黙ってろ。
営業でもマーケでも、ネガティブなことを言うだけの人を小沢さんは「一般人」と呼んで蛇蝎(だかつ)のごとく嫌っていた。じゃあ小沢さんはナニ人なんですか?と聞くと「軍人だ」と答え、「戦っている俺たちが欲しいのは武器や弾丸であって、批評ではない。そうだろう?」と言う。(P58、59)

今は、戦時だ。
博報堂マンは、いつ、いかなる時でも戦い続けなければならないということ。何度も聞いているうちに、そう思えるようになりました。(P50、51)

あとコレは、言葉を使うお仕事をさせて頂いているので、自分への心構え。特にコピーを考えている時には一つ一つの言葉選びを大切にせねばと感じる。

語源に戻れ。
言葉を扱う仕事において、語源を探ることは、その本質的な意味の理解を深め、ソリッドなプレゼンにつながるのだと認識させられました。(P104、105)

 

目から鱗の好きな言葉

あー、早く月曜が来ねえかなあ。
金曜日の夜、小沢さんがC&Dの社長室でストレートのウィスキーを飲みながらふと漏らした台詞がこれです。(P18、19)

実は、仕事をする上でこの感覚が一番大切だと思ってます。好きなことをやっている人には、嫌々やっている人はどれだけ努力をしても勝てないと思うから。

俺がターゲットだ。
自分が納得した案、自分の美意識に適う表現しか絶対に採用しない小沢さんの口癖。スポーツカーの企画で「俺がターゲットだ」。これはよく分かります。ビールの仕事で「俺がターゲットだ」。これも納得。さて、女性用生理用品の仕事で「俺がターゲットだ」…この噂は、本当でしょうか?(P144、145)

根っこから考えろ、根っこ!!………じゃ、お母さんにかわって。
ある日、オフィスに、いつもの小沢節が響いていました。電話の向こうで、また誰かが餌食になっているのかと思いきや、息子さんへの、夏休みの読書感想文のアドバイスだったようです。会ったこともないその小学生に、「同志よ、頑張れ」と、静かに思った夜でした。(P214、215)

 
さくっと読めるけど、仕事をする上で大切なことがたくさん詰まった1冊だと思います。
 

本の購入はコチラ


小沢正光氏本人の著作である「プロフェッショナルアイディア。」「プロフェッショナルプレゼン。」の2冊をまず読んで下さい。この「おざわせんせい」はその2冊を読んでいることが前提の内容になっています(本を開けばすぐにわかります)。
先にこちらを読んでしまった方は急いで先の2冊を追いかけて下さい。矢のようなパワハラ暴言の裏にある意味を知った時、初めて本書の真の面白さを楽しめるようになるでしょう。広告業界に精通している方なら別かもしれませんが、そうでない方がこれだけを読んでも単にエキセントリックなパワハラ親父の暴言録にしかならないかもしれません。それで言葉だけを頂いてどこかで得意気に使ったりしたらとんだ赤っ恥をかくことになります。例えば本書に「お前はパソコンじゃない、ワープロだ(だからお前は自分の考えでまとめたりしないで一字一句漏らさず記録してればいいんだよ)」という彼の言葉が載っています。このパワハラ100%な言葉が「プロフェッショナルアイディア。」を読んだ後には180度イメージが変わります。
採用されなければそれまでの血の滲む努力は無意味、2位は無い広告業界という戦場で理不尽と言葉の銃弾の雨が降り注ぐ中を這いずり回ってきた兵隊たち。これはとりあえず言葉を発する程度のことはできる生き残りたちの生の証言です。

 - 読書感想文 ,

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